6月のお茶会 新茶の抹茶でおもてなし

5月に摘んだ茶の葉は、いったん蒸して乾燥させ、あらくひいて茶壷に詰め、口に封印して涼しい場所に蓄えて夏を越し、11月の開炉の時に初めてその茶壷の口を切ってお茶を点てる。
これが口切りで「お茶のお正月」といわれています。

お抹茶の新茶は、11月と思っていたのですが、今回のお茶会で新茶のお抹茶を味わっていただくことができました。

源氏物語千年を記念して5月末に出来上がったようでお濃茶銘は「浮舟」

何も知らずに時期的にぴったりの銘!と勘違い、源氏物語の薫と匂宮二人の男性に翻弄された「浮舟」のことでした。

おうち茶会は、何かに話題があると会話が弾み楽しいお席になります。準備はメチャクチャ大変だけど・・・浮世離れした空間で季節を愛でる心地よい時間です。